韓国でグーグルマップが使えない?理由と対処法【2026年】
韓国では、グーグルマップだけに頼ると道案内でつまずきやすい
韓国ではグーグルマップ(Google Maps)の道案内が制限されています。ただし「まったく使えない」わけではなく、場所の検索や公共交通機関(地下鉄・バス)のルート検索は使えます。使えないのは徒歩・車のルート案内です。街歩きの移動は、NAVER MAP(ネイバーマップ)かKakaoMap(カカオマップ)を併用すれば問題なく回れます。
グーグルマップの限界がわかったところで、空港から市内への移動もあわせて確認しておきましょう。
韓国旅行の準備中に「グーグルマップが韓国で使えないって本当?」と検索すると、Q&Aサイトの断片的な回答ばかりで、結局どこまで使えるのかがはっきりしない——そんな方に向けて、韓国在住の筆者が「使える機能・使えない機能」と現実的な対処法を整理しました。ポイントは、グーグルマップを「事前の計画用」、現地の移動を「韓国製アプリ」に役割分担することです。
1. なぜ韓国ではグーグルマップの道案内が制限されるのか
理由は、韓国では精密な地図データを国外へ持ち出すことが制限されているためです。グーグルマップのルート計算は海外のサーバーで行われる仕組みのため、詳細な地図データが必要な徒歩・車のルート案内を提供できない、という事情があります。
この制限は20年以上続いている措置で、これまでも地図データの国外持ち出し要請が認められてこなかった経緯があります。旅行者の立場からは「なぜ?」と感じるところですが、少なくとも当面はこの状況が変わらない前提で準備しておくのが安全です。
実際、訪韓外国人を対象にした満足度調査でも、グーグルマップは「もっとも不満が多かったアプリ(30.2%)」に挙げられています。「いつものグーグルマップがあれば大丈夫」と思って現地入りすると、道案内が出ずに戸惑う——これが多くの旅行者がぶつかる最初の壁です。
2. 使える機能・使えない機能(早見表)
グーグルマップは韓国で「全滅」ではありません。場所を調べる・保存する・公共交通のルートを見る、までは使えます。詳細な道案内(徒歩・車)だけが使えない、と覚えておくと整理しやすいです。
| 機能 | 韓国でのグーグルマップ |
|---|---|
| 場所・店の検索 | ○ 使える(ただし日本語・英語名だとヒットしにくい場合あり) |
| お気に入り保存・リスト作成 | ○ 使える(事前の計画づくりに便利) |
| 公共交通機関(地下鉄・バス)のルート | ○ 使える |
| 徒歩のルート案内 | × 使えない |
| 車(運転)のルート案内 | × 使えない |
この表からわかるのは、「行き先を調べて保存する」まではグーグルマップが得意で、「そこまで実際に歩いて向かう」段になると韓国製アプリが必要になる、という役割分担です。次の章で具体的な使い分けを説明します。
3. 対処法A:グーグルマップは「事前計画・保存」に使う
グーグルマップが得意なのは、旅行前のプランニングです。行きたいお店や観光地を検索して「保存」やリスト機能でまとめておくと、そのまま自分だけの旅行のしおりになります。日本語の情報も豊富なので、下調べはグーグルマップが快適です。
- 行きたいお店・観光地をグーグルマップで検索
- 「保存」を押してリスト(例:ソウル旅行)にまとめる
- 各スポットの韓国語の名前・住所もメモしておく
- 公共交通のルートはグーグルマップで大まかに確認しておく
ポイントは、手順3の「韓国語の名前をメモしておく」こと。現地で韓国製アプリに切り替えたとき、この韓国語をそのままコピペ検索すれば一発で見つかります(次の章で詳しく)。
4. 対処法B:現地の移動はNAVER MAP・KakaoMapを使う
実際に街を歩いて移動する段階では、韓国製の地図アプリ(NAVER MAP・KakaoMap)に切り替えます。この2つは徒歩・車の詳細なルート案内に対応していて、韓国国内の移動ならグーグルマップより頼りになります。
使い分けの目安は、メニューを日本語で読みたいならNAVER MAP(日本語UIあり)、道案内の見やすさ重視ならKakaoMap。両方入れておき、場面で切り替えるのがいちばんラクです。それぞれの詳しい使い方は下の記事にまとめています。
5. 韓国語をコピペして検索する(いちばん確実)
NAVER MAPもKakaoMapも、場所データが韓国語で登録されているため、日本語や英語で検索すると微妙にヒットしないことがあります。もっとも確実なのは、行き先の韓国語をコピーして検索窓に貼り付ける方法です。下のボタンで韓国語をコピーして、そのままアプリに貼り付けてみてください。
行きたいお店の韓国語表記がわからないときは、Google翻訳で日本語→韓国語に変換すればコピーできます。出発前にグーグルマップのリストへ韓国語名も一緒にメモしておくと、現地でこの作業がぐっと楽になります。
6. よくある質問(FAQ)
Q1. 韓国でグーグルマップは本当にまったく使えないの?
いいえ、まったく使えないわけではありません。場所の検索、お気に入り保存、公共交通機関(地下鉄・バス)のルート検索は使えます。使えないのは徒歩・車の詳細なルート案内です。事前の計画づくりには十分役立ちます。
Q2. なぜ韓国だけグーグルマップの道案内が制限されているの?
韓国では精密な地図データを国外へ持ち出すことが制限されているためです。グーグルマップのルート計算は海外のサーバーで行われる仕組みのため、詳細なデータが必要な徒歩・車の案内を提供できない、という事情があります。
Q3. じゃあ現地ではどの地図アプリを使えばいい?
NAVER MAP(ネイバーマップ)かKakaoMap(カカオマップ)がおすすめです。どちらも徒歩・車のルート案内に対応しています。メニューを日本語で読みたいならNAVER MAP、道案内の見やすさ重視ならKakaoMapが向いています。両方入れておくと安心です。
Q4. 韓国製アプリで日本語検索してもお店が出てこないのはなぜ?
韓国の地図アプリは場所データが韓国語で登録されているためです。日本語だと表記が一致せずヒットしないことがあります。行き先の韓国語をコピペして検索すると、この問題はほぼ解決します。
Q5. 事前にやっておくと便利なことは?
グーグルマップで行きたい場所を検索し、「保存」でリストにまとめておくことです。その際、各スポットの韓国語の名前も一緒にメモしておくと、現地でNAVER MAP/KakaoMapにコピペ検索するときにスムーズです。
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